焼き芋が美味しくなる秘密は「糖化」!おすすめの炭火焼き方法もご紹介

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焼き芋 豆知識

あたたかくなってきたので、久しぶりに近くの公園でデイキャンプをしてきました。火を起こして、食材を焼き、熱々の状態で食べるのはキャンプの醍醐味ですよね。今回は炭火でじっくりと焼き芋を作りました。

この記事では、

  • 炭火でのおいしい焼き芋の焼き方
  • 焼き芋が甘くなる理由
  • 焼き芋の保存方法

これらについてご紹介しますよ!ぜひご覧ください。

焼き芋の作り方

焚き火と焼き芋

それでは、簡単に我が家の焼き芋の作り方を紹介します。ちなみに使用したのは、「紅はるか」です。ねっとりと甘く、人気の高い品種で、スーパーでも手軽に手に入ります。作り方は、

①洗ったさつまいもに、濡らしたキッチンペーパーとアルミホイルを巻きます。

②火を起こしたら、網の上で様子を見てひっくり返しながら1時間程かけて、じっくり焼きます

③焼きあがったら火から下ろし、40℃前後で保温します。

以上です!この工程の中に、焼き芋がおいしく焼き上がる秘密が隠されているということです。


焼き芋が甘くおいしくなる理由とは?

焼き芋

今日焚き火で焼いた焼き芋は、ほっこり甘くてかなりおいしくできあがりました!では、なぜ焼き芋は甘くなるのでしょうか?その理由は「糖化」にあります。焼き芋が糖化することで、甘くなるということです。また、同時にさつまいもを「糊化」させることで、糖化しやすくおいしくなります。

さつまいものでんぷんを糊化させるには?

さつまいもを糊化させる、つまり粘りのある状態にしつつ、糖化させて甘みを出してあげることで、最高の状態の焼き芋を作ることができます。

水分がある状態で温度を上げてあげると、でんぷんを含む食材は糊化します。さつまいもを糊化させるために、水分を含ませたキッチンペーパーを巻いているという訳です。

焼き芋の糖化とは?なぜ甘くなるの?

それでは、焼き芋の糖化とはどういうことでしょうか?食品の商品開発をしている夫に聞いてみました。

さつまいものでんぷんに対してβ-アミラーゼという酵素が働き、甘くなることを「糖化する」というそうです。酵素が働きやすい30~70℃前後でじっくり焼くことが、甘い焼き芋を作るポイントとなります。高温で加熱しきってしまったり加熱し続けて温度を上げ過ぎてしまうと、酵素が死んでしまい、それ以上甘くならないのです。逆にゆっくりと酵素の活発になる温度で火を入れてあげることで、さつまいもは甘くなっていきます。40℃前後で保温するのも、酵素が活性化する温度で置いておくことで、さつまいもはより甘くなっていくからです。

今回は、上手く糊化と糖化ができたから、あまくておいしい焼き芋ができたということですね!


焼き芋の保存方法

焼き芋の保存方法

この日手に入った紅はるかは9本入りでしたので、さすがに1日では食べきれませんでした。そこで、焼き芋の保存方法についても紹介します。

焼き芋は、冷蔵保存か冷凍保存が可能です。冷蔵で保存する場合は、早く痛むのを防ぐために水分を拭き取り、ラップで包みます。冷蔵で2~3日程度の保存ができます。

冷凍する場合は、再度温めて食べる場合は丸ごとラップで包むか保存袋に入れると良いでしょう。

半解凍でアイスのように食べる予定でしたら、カットして冷凍すると便利です。コロッケやスイートポテトなどを作る時のために、潰して冷凍保存しておくのもおすすめです。

冷凍保存の場合は1か月程度を目安に食べるといいでしょう。

おいしい焼き芋に小食娘も夢中!

焼き芋

我が家の娘はかなりの小食で、特に炭水化物を食べてくれません。しかし、焚き火で作る焼き芋は大好きで、1食で1本ぺろりと食べてしまいます!なので、デイキャンプをする時は、焼き芋を必ず作ります。

さつまいもの糖化について知れば、オーブンでもおいしく焼き芋ができるでしょう。キャンプで作る焼き芋はとても魅力的ですが、日常的に食べることはできません。普段は市販品を買うか、オーブンで作るようにしたいと思います!

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